世界最大のサウンドバトルイベント、RED BULL CULTURE CLASH 2014にVOIDの新ラインアレイ、Arc Arrayプロトタイプをチェックする為に行ってきました。会場のアールズコートエキシビジョンセンターはオールスタンディングキャパ20000名近い会場で代々木第一体育館と横浜アリーナの中間くらい?という印象の大きな会場でした。16000枚完売です。今回参加のスピーカシステムはVOID、Noise Control Audio、L-Acoustics、d&bという4ブランドで、NCAだけがポイントソースであとはラインアレイです。L社やd社が15~18本対向(間口約25m設定)に対してVOIDは間口約50m設定で9本対向で余裕の鳴りを見せるというモンスターぶりでした。結果は前回の勝者のVOID&BBKコンビは今年は勝てず、L社K1とコンビを組んだREBEL SOUNDの内容が他を圧倒し優勝しました。ラインアレイの主要メーカーとの戦いとなった今回、ストリーミング放送用に全ての各FOHのミキサーアウトのレベルを一度主催側で合わせるというシステム構成だった為、まだまだ余裕のあったVOIDでした。(笑) サウンドはまさにインキュバスに象徴されるタイトなVOIDサウンドでそれがそのまま会場全域に届けられるイメージです。勿論ラインアレイ特有の輪郭の無いベース帯域ではなくキックのアタックも明瞭なダンスサウンドです。一箱がほぼインキュバスのエアアレイと同じ内容なので、、、おおよそモンスターぶりはイメージできるかと思いますが、ちなみにArc Arrayは 12インチクワッド、3インチクワッド、1.5インチクワッドという構成となっています。また、今回もUK内は勿論USをはじめ世界各国からのVOIDディーラーファミリーが集結、更に本社工場で直前まで組み立てにあたったビルダーのおじさん達や若手も一丸となってサポートしていてVOIDチームのチームワークの良さを感じた旅となりました。
Date : 2014.11.05